自動掃除機のコミュニケーション機能の比較
シャープのココロボの特徴は何と言ってもコミュニケーション機能がついていることです。他のメーカーの自動掃除機と比較しても、断然ユニークで遊び心のある自動掃除機です。
ココロボは自分や周りの状況によって機嫌が変わり、音声や光、ダンスなどを組み合わせたリアクションをします。操作や会話だけでなく、部屋の温度、湿度の上昇を音声で教えてくれます。
例えば人が、きれいにして、とお願いすると、わかった、とダンシングしながら掃除を始めます。他にも、疲れたよ、と人が言えば、たまにはゆっくりしたら?と応えてくれます。また掃除中に何か障害物にぶつかると、いてて、としゃべるなど、まるで家族のようです。
自動掃除機と言ってもロボットですから出来ないこともありますが、このコミュニケーション機能があることによって、未熟さを許してあげたくなってしまうでしょう。実際に使ってみると、人の声に反応して一生懸命掃除する姿に愛情が湧き、とにかく可愛いのだそうです。
ココロボの運転音は自動掃除機の中では比較的静かですが、ココロボのおしゃべりをうるさいと感じる人にもいるようです。そんな人は音声を切ることもできるので心配ありません。
ルンバや他の機種は掃除性能を重視しているため、ココロボのような遊び感覚の機能は搭載していません。掃除機は掃除さえしっかりできればよい、という人もいるでしょうが、ココロボのような自動掃除機は、きっとペットのように毎日の生活を癒してくれそうです。